滝沢歌舞伎(2010.04.06)


行ってきました滝沢歌舞伎! そこにいました大河くん!
ということで、以下は浮かれきった駄目人間の感想ともレポともつかないものです。
例の如く、主語が無ければ大河くんのこと。
信憑性は限りなくゼロに近いですのであしからず。



●OVERTURE
ジュニアは客席登場。2階は置いてけぼりなんだぜ…。
登場とは別に影がスクリーンに映し出されるのですが、
誰が誰やら。すのまんは人数が多いのですのまんだと分かり、更にさっくんは人一倍小さいのですぐに判別できるんですが(笑)


●春の踊り
大河くんは上手→上手花道に。
きらきらの青に金をさした衣装で、上下両方に赤い布の付いた棒を回します。
上手にいる間は旗を竜さんと交互に受け渡していて、おぉたいどらシンメ!とテンション上がりました。
花道に移動してからは、隣のとみけんくん*1より明らかに遅くぎこちない棒捌き。
でも、出来る子とみけんくんと比べちゃいけないよね。
それに、棒をわきに挟んでポーズを決める姿はかっこいいの!
…うん、次回鑑賞するまでにはもう少し滑らかな棒捌きになっていることを期待します(笑)

●いにしえ
上手→上手中央寄り。青と白が半身ずつの衣装。
この曲がかっこいいの何のって!
白布を背中に張るように持ってスタート。マチネでは布を肩に引っ掛けそうになりました。
うん、小道具苦手だよね知ってる!(笑)
布は、回収係がいた去年までと違い、丸めて自分で袖に投げます。
お口全開で歌うのはいつものことです。曲間の掛け声も全力だぜ!
〜願いが叶うように♪部分で人差し指を立てて顔の上から下へと下ろします。
ふっと伏し目がちになる瞬間が素敵なのです(落ち着いて)
間奏のがしがしした踊りが大好きだ!
決めポーズでは爪先がぴょこんと上を向いてしまいます。あの子だけ靴の裏が見えるんですが。
そんな所も愛しい辺り末期だなぁ私(笑)


●口上
福松越辰以外のエムエデ、メードとすのまんは名前を名乗るのみ。
大河くんは桃色着物に白と紺の縦縞袴で下手に。
よく通る良い声です。本人から秋山大河!と聴けるのが嬉しい。
名乗った後は下手中央寄り腰を下ろしてスタンバイ。
マチネでは、江田ちゃんと背を比べたらちょっと小さかったという屋良さんの口上に笑いそうになって、むーんとしたお口で堪えます。きゃわ!
例年通り、そして最後に控えしは!という口上で殿が登場するのですが、舞台奥から手前に殿が歩く際、その動きをじっと見ています。殿の動きを少しでも吸収しようとしているかな?
今回驚いたのは、所作が綺麗だったこと。
背筋がぴんと伸びて、肩も内側に入ること無く胸を張れています。
礼をする時も、きちんと手を添えて、背中は曲げず腰から曲げていて。
がしがしした動きは得意な子だから、きちんと動きを意識することは向いているのかも。


●影絵
わいわいはしゃぐちびが可愛い。でも、ちびの面倒を見る藤間御曹司はもっと可愛い。


忠臣蔵
大河くんは上下黒で2階下手に登場。殿中でござる!と言って一瞬で捌けます。
もう二人はふっかとりゅせさん*2
ふみくんの吉良を観て、改めておみつ*3の吉良のねちっこさを知りました。いや好きですが。
舞台上のおみつは全力で推せるからね!(笑)
ふみくんの悪役はしゅっとしてる印象。いやらしさが無いと言うか。
その後の白装束に大河くんはいるのかな。見つけられないです…。
己の節穴が憎い!
さっくんは梯子を用意したり殿の足を持ったりと、大切なお仕事が沢山。
これはさっくんに限らずすのまん全体としてそうで、戸板を支えたり障子を用意したりと、他の出演者と遜色ないお仕事を任されていました。


●マスク
竜さん→江田ちゃん→しょーちゃん→やまりょちゃんとピンスポで台詞有り。
踊りは江田ちゃんが江田さん色全開(何)色っぽいというか妖しいというか。
惜しむらくは、大河くんがいつ登場するのか気になって集中出来なかった点です。
どうやらメードはここでは踊らないみたいなので、次回はしっかり江田ちゃんを見ようと思います。
後半からすのまん登場。青に毛皮?の付いた衣装です。
さっくんはあべべと組んで下手でダンス。だてさんは上手で、ひーくんとだったかな?


●変面太鼓
下手中央寄り一番奥で光るバチを持って太鼓を叩く大河くん。
薄い!あばらが浮き出ているんですが。
おばちゃんの脂肪あげるよ、持っていきなよ…。
掛け声が全力なあの子が愛しいです。
だからソワレでバチを握り直したのは見なかったことにします(笑)


●REVENGER
屋良さんと殿の掛け合いがかっこいいです。ちゃんと聴きたいな。
殿のバックに福松越辰→屋良さんのバックにゼイ→殿のバックにエビ→すのまん、メード投入という流れかな?
しかし、大河くんがいない気がするんですが。
全員参加のバク転をびしっと決める以上、重力に負けるバク転では参加させていただけませんか駄目ですか。
それとも私の節穴がいけないのか。2階最後列付近という席を理由にしてはいけません。
ちなみにすのまんは、一人ずつピンスポをもらって4拍ソロで踊ります。見せ場だね!


●滝沢一座
とにかく安井さんが出来る子。
赤西くんを待ってみたり、千賀さんに大好きと告げてみたり、まるで小悪魔(笑)
ソワレでは、男だとバラした5人に松崎さんが、それでもいい…と問題発言をしてこっしーに叩かれていました。
まぁ、気持ちは分からないでもないです(笑)
そういえば、今年はじゅんぺーくんの代わりにしょーちゃんが女形デビューですよ!


滝沢歌舞伎
ぼ う ず … !
大河くん以外のメードは笛だったり長唄?だったりをしているのに、大河くんは坊主…。
坊主ヅラがナイスフィットだこと!
私、坊主姿の彼を見る日が来るなんて思ってもみませんでした。
それでもやっぱり所作が綺麗なんだこれが。立っていても座っていても、きっちり背筋が伸びているんです。
上手から、だてさん大河くんさっくん…といった並び(←双眼鏡での限界視界)
上手でふみとつのお喋りを聞いてから、下手に移動して殿の演技鑑賞、上手に移動して桜をあしらった番傘をくるくる回す、という流れ。
まずは、ふみとつとおちびのやりとりを聞きながら、下手隣のさくちゃんとお話、上手隣のだてさんとお話。
ちびとふみとつの、殺陣って何?それは横だよ!のくだりで腕を横に動かして、違うよなぁとだてさんに確認。
おちびが喧々囂々と意見を言い合い、ふみくんが、うるさーい!と一喝する場面があるんですが、マチソワ共にだてさんと一緒に、中央→明後日の方向へと顔ごと視線を動かしていました。
殿の演技を見るために上手→下手と入れ替わる時に首を傾げながらご挨拶するのは恒例みたいです。
ソワレは大河くん坊主、何だか凄く恥ずかしそうにはにかみながら出て来たんですが何がありましたか。
さくちゃんと目が合っては二人して首を傾げ、明後日の方向を向いていただてさんの肩を叩いてとっつの方を向かせ。
何だかぐだぐだで、とっつが2回もかんでしまった時には、笑いが堪えきれず吹き出してしまい、後ろを向いていました。
そんな坊主ですが、殿のやることを一つ一つ真剣に見ています。
よく見てよく学ぶ姿勢は良い姿勢!
私、この演目で、坊主頭の大河くんも全力で愛せることを知りました。よっしゃバッチ来い!
…いや、出来れば今の髪型キープでお願いしたいですがね(笑)


●櫓のお七
上手側です。
黒上下で襟と袖口に橙が入り、背面に炎が描かれている衣装。炎を模した旗を二本使います。
途中、みー*4と福士くんの膝に乗って旗を扱う場面も。
決めポーズはおててがパーに開いてしまいます。それでこそ大河くん!(笑)
ソワレでは襟の右側半分が内側に入ったままだったんですが大河さん。着替え、慌ただしいんでしょうね。
ひーくんが尻尾結びでした!後ろ髪全部括っています。
さっくんがやまりょちゃんとシンメで動いていました。やったねさっくん


●土蜘蛛
大河くん、なぜかサイドの髪を後頭部で括っています。
坊主ヅラの後だからかと思っていたのですが、お七の時は括っていなかったです。
理由は謎ですがマチソワ共やっていましたし、何より、かっこよかったので何の問題もありません(きっぱり)
下手登場→上手に捌け→上手から下手へ捌ける→下手登場、という感じ。
最後は全員で歌舞伎の見得を切り、一幕が終わります。


●映像
やまりょちゃんが屋根裏で呪いの刀を見つけます。ここから太郎丸にリンクしていくのね。
そんなに怖くなかった!安心した!昨年クオリティが続くなら涙目で殿に詰め寄るところでした。


●将門死すべし
太郎丸が可愛い。くそうやまりょちゃんなのに、分かっている可愛さなのに…!(笑)
藤原行平が辰巳兄さん、部下のカネモリがこっし、帝がはっし?
捨十のふみくんはストーリーテラー的役割ですね。
とっつはやっぱり真っ直ぐな役。藤原秀郷だそうです。
浅野といい、真っ直ぐで透明で、だからこそどこか浮いてしまうような役がよく似合うと個人的には思っています。


●焼き討ち
メード辺りが客席に。だから2階席は置いてけぼりだって…。
村人にあべべとふっかは確認。
あべべにも台詞があるぞー!
ふっかの奥さん(推定)は子供を抱いていたぞー!
いろいろあわあわしつつ、村長的な人が松崎さんであることは理解しました。。
半三が指示した、ここに村があった証拠さえ残さず焼き尽くせというのは、生まれた村を自分の手で潰したという事実を焼き尽くしたい=無かったことにしたい感情の表れなのかな、とか。


●三郎と五郎
とにかくさくちゃん大出世!
台詞はあるわ演技はするわ。綺麗なお顔だなぁーとしみじみ。
部下が竜さんとさくちゃんて、可愛いもの好きか将門!(違)
五郎も影武者だとしているならば、身長もキャスティングに関係したのかな?
何にしても、大役を立派に務めています。


陰陽道
晴明ふくちゃんの部下に大河くん。
舞台奥から江田ちゃんしょーちゃん大河くんなべこ、かな?
呪具を乗せた木台を捧げ持っています。
異変にはいち早く気付き、空を扇ぎます。しょーちゃんに肩を引かれながら退場。
この場面、下手側で、秀郷の罪状を言い連ねるだてさんに長台詞あり。落ち着いた声で頑張っていました。
傍にはひーくんがいます。


●半三
どちらにも付かない、と五郎が言ってのけるのはここ?
命惜しさというには堂々としているので、どんな設定なのやら。
どちらにもつかない=どちらの敵でもない/どちらの敵でもあるだと思うのですが、あの世情でどちらにも付かず生きていけるものかな。
でも五郎は命を強く意識していたから、生き延びる確信があっての選択なんですよね、きっと。


●with love
大河くん超可愛いー!
柔らかい笑顔で、お口全開で、にっこにこ幸せそうな笑顔なのー!何かもう涙出てきました(何で)
赤スーツに白ストール。上手中央寄です。
お写真はメード集合のみ。りゅせさんととみけんくんの首に腕を回して笑っています。
メードとエムエデ(除く福松越辰)以外は個人でピース写真もあり。
どれもすんごく可愛いので、是非とも販売してください殿!
LOVEの人文字はOの右上部分担当。外側を向いて円になっているので、お顔が見えない…!
そこから開いて三礼した後は、出演者全員でわーっと言いながら舞台奥へ駆けて行きます。
幕が降りてからも、わーっ、いぇーっなどとしばらく騒いでいて、可愛いの何のって!
with loveはずっと歌っていて、一つ一つの手話が丁寧で、本当に一人一人にこの歌を伝える気でいるんだろうなぁと(勝手に)思いました。
捌け際、振り返る一瞬手前に楽しくて仕方無いと言わんばかりの満面の笑みを目撃。
もう可愛くて可愛くて愛しくて!(どさくさ)

いい夢見させていただきました!

*1:冨岡けんとくん

*2:今井のりゅーせーくん

*3:キスマイ2最年長かつ最小の彼

*4:山下拓海くん